絵画部門第4回展の上位作品
文部科学大臣賞
油絵の部大賞
題名闇の中の光F30号
外務大臣賞
油絵の部大賞
題名忘れられない宝物,HarumaF30号
ご受賞者の声
「わあ!こんな原っぱにアザミのお花が!」
コロナ禍の2020年7月雨の日が何日も何日も降り続いたあの日、推しだった三浦春馬さんの訃報を聞きました。すごいショックと喪失感!暗くどんよりした気持ちでお散歩してました。そして見つけたのです。アザミの花を!毎日、毎日見に行きました。
「このお花いっしょうけんめい生きている!」「春馬君の表現もいっしょうけんめい!」「いっしょうけんめいに描いた絵には、必ずいいところがあるって昔、お絵描きの先生がおっしゃってた!」「このアザミを描きたい!」
30年振りのお絵かき、筆使いがギクシャク、でも、とにかく、とにかくいっしょうけんめいに描きました。
今、このお花が咲いていた原っぱは、住宅地になってしまいました。
「でも大丈夫!」「コロナ禍だって大丈夫!」
絵を描くことで、いっしょうけんめいに生きてきたアザミのお花と三浦春馬っていう役者さんのすばらしい表現は、ずっと私の中で宝物として生きてるって実感できたから。
こんな拙い私の思いと作品を日美展の関係者の方々が拾って下さって感謝しています。
これからも、日々の暮らしの中でうまく言葉に出来ない心の動きを絵にしていけたらと、欲を持ち始めた私です。
参議院議長賞
デッサンの部大賞
題名母の歩いた道F30号
ご受賞者の声
昨年中止になった分、大きなプレゼントが届きました。開けてびっくり、心臓がバクバク嬉しくて舞い上がってしまいました。なぜ大賞なのか是非講評を聞きたいと思いましたが中止、東京へも行けずとても残念でした。
母を描くにあたって母や家族との思い出を辿り、母をこっそり眺める日々。母の願い、母の思いを表情に込めました。この絵は母の表情で決まると思いました。何十年と見続けた家からの風景、昨年終えたりんご作り。「母の歩いた道」を表現しました。
母にはずっと内緒にしていたので大賞、しかも母の絵、そっくりだよと言って絵の写真を見せたら、しわが多いとがっかり、でもとても喜んでくれました。
今回の大賞はもっと続けてごらんと勇気を頂いた気がします。
ありがとうございました。
準大賞
油絵の部
題名思いでⅢ(小鮒釣り)F30号
油絵の部
題名村の広場・ObidosF30号
油絵の部
題名たそがれの苗木城跡F30号
水彩画の部
題名カスターニョの樹・レオンにてF30号
水彩画の部
題名夏すだれF30号
パステル画の部
題名その先の輝きへF20号
色鉛筆画の部
題名冬の終りF20号
色鉛筆画の部
題名山道F15号
ジャンル別最優秀賞
油絵の部
題名朝の光F30号
水彩画の部
題名時を観てきたアンティーク人形F8号
日本画の部
題名りんごF30号
パステル画の部
題名旅路F10号
色鉛筆画の部
題名くんちF10号
デッサンの部
題名見上げる扇の勾配-姫路城の石垣-F15号
ちぎり絵の部
題名初夏の日本海 笹川流れF10号
絵手紙の部
題名絵手紙よ届け 2021 春ハガキ4枚一列
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ご受賞者の声
第4回日美展 開催していただきまして、有難うございました。最終審査結果 大賞・文部科学大臣賞のお知らせをいただいた時にはビックリして、2度見、3度見してしまいました。嬉しかったです。
初めて日美展に応募したのは4年前、第2回の時でした。よくわからないままに描き上げた6号の作品を出品いたしました。
佳作をいただき、憧れの国立新美術館にドキドキしながら伺いました。大きな会場には様々なジャンルで描かれた作品が展示されており、その中で6号の作品はとても小さく見えました。小さなサイズでも素敵な作品は沢山ありましたが、自分自身の目標として次回はもっと大きな作品を描きたいと意欲が湧いてきました。
第3回日美展に向けて30号に挑戦するも、完成せず、締め切りまでに仕上げてあった15号、10号の作品を出品。国際文化カレッジ賞をいただき、とても嬉しかったのですが、どこかまだ不完全燃焼感があって、次回は絶対30号を仕上げようと思いました。
2020年の日美展はコロナの為に中止。その間にサイズアップだけでなく、何か今までにない新しいものを描くために画材や技法を色々と試してみました。ようやく自分の納得できる作品が完成しました。
そして、コロナ禍ではありましたが、開催された第4回日美展。
日美展のお陰で今までの自分を超えていくキッカケをいただきました。もし思うような結果が出なかったとしても、一生懸命チャレンジした経験は大きな宝物になると思います。
素晴らしい機会をいただき、心より感謝いたします。有難うございました。